未来の税金はどうなるのか

普通科1年A組 松林俊晃

 僕は税についてあまり考えたことがありません。今回、この作文を書くにあたって、税について少し学んでみました。税金とはすべての国民が健康で豊かな生活が送れるようにするために、出し合う会費のようなものです。税金の使われ方としてはいろいろあります。パトカー(安全のため)、消防車(火事のとき)、救急車(怪我をしたときなど、急いで病院に運ぶとき)、ゴミ収集車、焼却場(町をきれいにする)、学校で使われるもの(平等の教育を受けるため)、健康診断、予防注射(健康を守るため)、年金、治療費(安心して暮らせるため)など、税の使われ方はたくさんあることがわかりました。また、税の種類には三通りの分類方法があります。国税は国に、地方税は地方公共団体に納める税のことです。また地方税はさらに都道府県税・市町村税とに分かれます。

 僕は将来理学療法士になりたいと考えています。日本の社会保障制度は、昭和20年代には失業対策や生活ほどなどが中心でした。高度経済成長、社会情勢の変化につれて、しだいに医療保険や年金制度などの社会保険や老人福祉などに重点が移ってきました。今国会では、年金法案について多くの議論が交わされています。日本はこの先、少子、高齢化社会になって生きます。2000年には、大人6人で高齢者一人を支えていました。2020年になると、二人で、2040年には1.6人で高齢者一人を支えると推測されています。このまま現在の社会保障制度を続けていくと、年金や医療の負担が上昇を続け、将来の世代に負担を残すことになるそうです。そのため、社会保障制度が21世紀にも安定かつ効率的に機能するように社会保障制度の構造改革を急速に進める必要があります。

 平成16年度には、年金について、長期的な給付と負担の均衡を図り、社会経済と調和した持続可能な制度への改革に取り組むほか、診療報酬・薬価等の引き下げを行うなど歳出の削減・合理化を図るとともに、新障害者プランや待機児童ゼロ作戦などの少子化対策を積極的に進めているそうです。国や公共団体は、これからの日本を考えて、長期的な展望にたって政策を実行しています。例えば、高齢化や国際化が進む将来の社会の変化を見通して、社会保障の充実や社会資本の整備、国際協力の推進など、多くの仕事を手がけています。そして、その費用は、僕たちの税によってまかなわれています。

 今回税について調べてみて思ったことは、僕たち若者が税や年金についてもっと考え、学んでいかなければならないということです。ニュースで「俺には関係ない」とか「今よければいい、政治なんて興味ない」という若者の意見をよく聞きます。しかし、そうではないと思いました。税と政治は密接に結びついていて、しかも、僕たちの生活に大きな影響を与えています。また、大人でも税金を未納している人がいます。不景気で税金を払えない状況の人もいると思いますが、税金を納めるのは国民の義務です。税金は、私たちの生活を健康で豊かな生活をおくれるようにするために払っているものです。私たちが毎日歩いている道路も、憩いの場である公園も、安全を守ってくれる信号機も僕たちの税金から作られているのです。未来の僕たちの生活は、今の僕たちの自覚につながっていくものだと確信しました。
税について

機械科1年C組 竹内将人

 僕は、今回夏休みの宿題の税について勉強し、どれだけ自分にとって税が身近なものかあらためて思い知りました。これまでの僕にとって税とは、大人が主に納めていて僕たち子供には関係なく、国が決めたことに使うという自分とはまったく無縁のものだと思い、あまり気にしていませんでした。ところが、今回親などにいろいろ聞き、勉強してみると僕たちに一番身近な消費税は国税(4パーセント)と地方税(1パーセント)に分かれているとか税を利用したものが自分の周りにたくさんあり、今までそんなことなどあまり知らなかったけれど僕たちの暮らしは、税があるおかげでこの国が成り立っているんだと知りました。
 
 僕が一番身近にある税で作られたものだと思うのは、学校・道路・近くにある公園などにある水道です。もし、この3つがなかったら僕たちは勉強することもできず、たとえ学校があったとしてもあるきずらく雨が降れば水びだしの土の上を歩いていかなければならないし、夏など暑いときに近くの公園できれいな水も飲めないと思います。それに治水のことも僕たちが水を使うために大切です。今このように川があふれないのも、きれいで安全な水が豊富に使えたり飲めるのも、すべては税のおかげだということに改めて気づかされました。

 税金が国の財政として重要なものであることがわかりましたが、税金がみんなからあまり好かれていないようにも思えました。平成元年に3パーセントの消費税が導入され、9年に5パーセントと消費税が3パーセントから5パーセントに引き上げられましたが、その時々に多くの反対があったそうです。みんなの暮らしを守り生活を向上させるのに必要なお金なのに、税金を納めることはなぜ好かれないのか・・・。でも、僕も悪いことのように感じました。しかし、その消費税を払う分、僕たちの生活は豊かになり、子供から老人まで住みやすく、暮らしやすくなっていることがわかりました。特に今は高齢化が問題になっています。お年寄りがますます増える社会の中で、税は重要だと思います。何故なら、バリアフリーの施設、病院などを作るのに必要だからです。お年寄りの方が安心して暮らせるためには、やはりたくさんの人たちの協力が必要です。それに、僕たちは日ごろ図書館や学校、道路を使いお世話になっています。その思いやりと感謝の気持ちを税を納めることによって表すこともできると思います。そう考えると、税は僕たちにより身近なものに感じられ、なぜ税が必要なのかということが分かってくると思います。
 
 最後に僕が言いたいことは、税は仕方なく納めるものではなく、自分のために納めるものだということです。このことは、僕も税について勉強するまでは分かっていませんでした。だから、税さえなければもっとものが安く買えるのに、と思ってしました。5パーセントという消費税は僕にとってはあまり払いたくなかったのです。しかし、今回勉強してみて、税の見方が変わりました。僕は税は自分の地域への感謝の気持ちと思いやりの気持ち、そしてきれいで住みよい地域を子供に引き継ぐためだと思っています。しかし、それより一番大切なのは税を納めることによって、お互いを支えあうということだと僕は思います。
 
 そして、僕が大人になり社会に出て実際に納税者になったとき、税の仕組みを通じて日本の経済や政治といった社会全体を見ることができるように、これからも勉強していきたいと思います。
税に関する作文コンクール
平成16年度税に関する作文コンクールで本校2名の生徒が優秀賞を授与されました。
長田税務署長:三枝三紀男様から11月12日、本校で表彰状を受けました。
本校から約380名が応募しましたが今年は2名のみが受賞することができました。
全文を載せておりますので、ご覧ください。


税の作文協力校
として本校も表彰を
受けました。

左から
長田税務署長
三枝三紀男様

校長
田村彰吾
教頭
梅原正己